Majordomo に付属している resend を使うと、良く世の中で使われている 連番が付かない。 そのような時には resend の代りに contrib の下にある sequencer を 使う。make install した場合、/usr/local/majordomo/Tools/sequencer として入っている。
ただ、そのままではいくつか問題があったりするので、少し変更して使う のが普通である。以下はそれについての説明。
20070309 ある方から、この辺(ここかどうかは不明) の patch には 問題があり write config すると、何かをこわす、というようなお話を いただいた。
980912
以下に変更点を一つ一つ書きますが、 もし全部変更するならこれを当てる。 そうでないなら、以下の一つ一つ patch を使う。ただし 2 を抜かすと後 のものが reject されると思う。
1 Mime index の変更をする。
これはずうっと昔
03/08 10:04 藤原誠/ Makoto mjjp@ 580 decoding Mime Subj
にも書いた。
・メールは一通ずつ分けて保存する ( lists/ml_name.archive の下)
・形式は
通し番号: 元のままの題名
From: 日付
とする。そうして INDEX 操作が来た時にはただ cat するだけと
する。つまり majordomo.cf に次の変更をする。
diff -r1.1 majordomo.cf
143,144c143,144
< $index_command = "/bin/ls -lRL";
---
> # $index_command = "/bin/ls -lRL";
> $index_command = "/bin/cat INDEX";
・題名や差出人が MIME 符号化されているものは iso-2022-jp に
直しておく
・その時には、IM-100 という package の中の関数を借りて使う
以下三点は、
http://www.y-min.or.jp/~nob/ML/sequencer2.html
にも書いてあるが、少し変更している。
2 INDEX (題名一覧)を作る時に、題名の継続行が正しく取扱えないのを直す
3 subject_prefix が設定されている時の、Re: 対策
http://www.y-min.or.jp/~nob/ML/sequencer2.html のやり方だと
本文の中の Subject: で始まる行まで編集している気がするので、270 行目辺
りに移して見出し(header)だけとする。
4 subject_prefix が設定されていない時に、 Subject が空だとさびしいのを直す
5 sequencer を使っていて、MLname.config に設定する時に、
任意の header に $SEQNUM が使えるようにする
(上に書いたまとめ patch はここまで)
6 archive の下に入るものを、メール一通一 file と決めると、
get list n
で送り返すものは そのままで良く、特別見出し(header)を付ける必要
はないので sendmail を直接起動するようにする変更
(この項 変更内容 1999/06/09 訂正 )
7 Emacs の Cperl mode では &main'subroutine などの色付けがうま
く行かないので、その直後に #'# を加えておく。色付問題用修正
INDEX 行については majordomo.cf も変更する。
RCS file: majordomo.cf,v
retrieving revision 1.1
diff -r1.1 majordomo.cf
143,144c143,144
< $index_command = "/bin/ls -lRL";
< $index_command = "/bin/cat INDEX | /usr/local/lib/deMime";
---
> # $index_command = "/bin/ls -lRL";
> $index_command = "/bin/cat INDEX";
root@tateyama 10:01:49/980912(...local/majordomo)#
その他
○ subject_prefix は(上の変更をしなくても) [$LIST:$SEQNUM] などと書ける。
(場合によっては majordomo.cf に書ける ?)
最終更新 Wednesday, 12-Mar-2008 19:53:34 JST
(Since 1998/09/12)